年をとれば毛髪も若い時と同じ状態を保つことは難しくなってきます。
体全体のアンチエイジングにはげみ、毛髪を作っている毛乳頭の活性
に良いと言われる、適度のシャンプー、スキャルプマッサージ、
育毛剤の使用は必ず行ってください。
また食事にも気をつけて下さい。毛髪・皮膚の角質・爪などは
硫黄を含んだケラチンというタンパク質からできていますから、
材料を補給する意昧から 1 日に必要なタンパク質 55g～70ｇのうち、
三分のーは硫黄を含んだ油脂の少ない動物性のタンパク質や、
大豆製品を摂ることを忘れないで下さい。
栄養素はバランス良く摂ることが基本ですから、
食品一品だけでよいという物は絶対にありませんので、
テレビのコマーシャルなどにだまされないようにして下さい。
髪のボリュームについては、目で見える部分の毛は出来上がった物質ですから、
根本から以前と同じようにすることはできませんが、
現在は整髪料も良いものができており、スタイリング剤も、高分子化合物や、
かなりしっかりした皮膜形成剤が配合されていますから、
普通の毛髪同様に好みのヘアスタイルをつくり出すことができます。
しかしあくまで加齢による自然現象ですから、
完全に昔のしっかりした太い張りのある毛に戻すことは困難です。
少しでも体全体から若返る努力はすべきで、栄養のパランスには十分気をつけて、
最近の素晴らしい機能を持った整髪料で、十分力バーできますから努力してみて下さい。
どうしてもという場合には、へアピースの使用という方法もあります。
