パーマのかかりにくい原因として、
まず毛幹の太さが大きな要因となっています。
皮膚から出ているところから5~10㎝位のところで
0.08㎜が標準の太さですから、これよりも太い毛は
パーマがかかりにくいと考えてよいでしょう。
それから電子顕微鏡で見なければわかりませんが、
毛小皮(ヘア・キューティクル)の厚さが
1ミクロン以上の厚さの人などがかかりにくいです。
また毛小皮の間隔が狭い毛髪ほどかかりにくいようです。
非常に稀ですが、先天的に毛髪の成分が通常の人と
違った人もあります。
現在のパーマ液は殆どすべての毛髪に対応できるほどの
種類が作られています。
ただ、パーマをかける以前に、カラーリングなどをして、
毛小皮が荒れていたりすると、かかりやすい人でも、
パーマがかからないこともあります。
パーマをかけたいなぁ と思ったら
担当の美容師さんに相談するのがよいでしょう。