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頭部白癬による脱毛

頭部白癬による脱毛

成長期期毛性脱毛症

頭部白癬による脱毛

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真菌の一種の白癬菌は体の感染部位により病名が変わりますが、
頭部に感染すると頭部白癬(シラクモ)と呼ばれます。

頭部に白癬独特の10円硬貨くらいの病巣ができ、
毛幹部が白くなり、根元から断毛と脱毛が起こります。

最近ではペットとして飼われている猫や犬から感染することが報告されており、
毛包内にまで感染したケルズス禿瘡という、症状の重い疾患があります。

 

 

 

 

 

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男性型脱毛症(若年性・壮年性脱毛症) 症状

男性型脱毛症(若年性・壮年性脱毛症) 症状

1 .休止期毛性脱毛症

男性型脱毛症

症状

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 テレビ、新聞、雑誌などの広告でやたら目に付く対象の疾患で「若禿げ」ともいわれています。
症状は前頭部から頭頂部にかけてびまん性に脱毛、いわゆる前額部が禿げ上がるのが特徴で、
徐々に頭頂部へと広がっていきます。

抜け方も図のようにいろいろなタイプがあります。

男性型脱毛症(若年性・壮年性脱毛症)

早い人は17~18歳くらいから脱毛し始め、40~50歳くらいの更年期になって、
急に脱毛が始まる人もいます。
最近は中年の女性も気にし始めています。
確かに女性にも頭頂部が薄くなっている人を見かけますが、男性ほど激しい症状の人は見かけません。
脱毛というよりは薄毛といった方が良いでしよう。
近年急に増えたのではなく、お酒落になって気が付き過ぎているような気もします。
しかし、医学的には「女性における男性型脱毛症」といって、疾患として取り上げています。

脱毛の初期は太い比較的長い毛が抜けてびっくりしますが、
進行すると徐々に細い短めの毛に変わってゆき、
さらに進むとうぶ毛くらいの短い軟毛に変化するため毛の存在に気が付かなくなり、
頭皮が光って見えてきて禿げたということになります。
また、他の体毛、皮膚の特徴としてはあごひげ、胸毛、手足の毛が濃くなったり、
頭皮が脂っぽくなったりします。

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男性型脱毛症(若年性・壮年性脱毛症) 手当て ケア

男性型脱毛症(若年性・壮年性脱毛症) 手当て ケア

休止期毛性脱毛症

男性型脱毛症(若年性・壮年性脱毛症)

原因

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 男性型脱毛症のへアケアとしては、まず洗髪回数を多めにすることです。
皮脂腺の働きを活発にする男性ホルモンの影響を受けている疾患ですから、
頭皮には皮脂の分泌が盛んとなり、脂汚れが目立ちますし、
四十数種にものぼる常在菌の影響で、脂肪酸類や、
過酸化脂質などの皮膚を刺激して、炎症を促進する化学物質がつくられますから、
頭皮を清潔に保つことが第一の方法です。

できれば毎日、少なくても二日に1回の洗髪は励行していただきたいものです。

次に、血液の循環を良くして毛乳頭から毛母細胞への栄養の受け渡しが、
少しでも多くなるように心がけることです。
そのためには育毛剤の使用、マッサージあるいはスチーマー、
赤外線ランプの照射、毛先きを丸めたブラシで刺激を与えるパッティングなど
いろいろありますので試してみてはいかがでしようか。

最近では、医師の指示により内服薬のフィナステリドや、
薬剤師の指示により使用できるミノキシジルを主剤とした外用薬もありますから、
これも試してみてはいかがでしようか。

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男性型脱毛症(若年性・壮年性脱毛症) 原因

男性型脱毛症(若年性・壮年性脱毛症) 原因

 休止期毛性脱毛症

男性型脱毛症(若年性・壮年性脱毛症)

原因

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原因としては男性に対する優位の遺伝と考えられていますが、
直接の原因は還元酵素の5・α・リダクターゼⅡによって
男性ホルモンの一種のテストステロン(睾丸ホルモン)が
5・α・ジヒドロテストステロンに変化し、
ブドウ糖の代謝を阻害してエネルギー不足により、
毛髪タンパク質ができなくなる疾患です。

もう少し詳しく説明しますと、
体内に存在する男性ホルモンのテストステロンを還元する酵素の
5・α・リダクターゼⅡを体質的に多く持ち合わせているか、
活性の高い人が、毛母細胞で働かせて5・α・ジヒドロテストステロンを
つくり、これが人間のエネルギー発生機構の一番大切な、
ペントースリン酸サイクル代謝調節に重要な、
アデニールサイクラーゼの酵素活性を低下させ、
ATP(アデノシン三リン酸)の産生を少なくして、
その結果、毛髪夕ンパク質がエネルギー不足でできなくなります。
結論として男性型脱毛症というのは徐々に毛がつくれなくなる疾患で、
普通へアサイクルが3~5年の周期であるのが、最終的に3~6ヵ月くらいになるため、
短い軟毛(うぶ毛といっています)しかできなくなり、
さらに男性ホルモンの影響で皮脂の分泌も多くなり、頭皮が光って見えるのです。

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甲状腺機能障害による脱毛

甲状腺機能障害による脱毛

休止期毛性脱毛症

甲状腺機能障害による脱毛

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甲状腺機能が低下した場合に、
頭部全体にわたり毛の艶がなくなり、
パサパサと乾燥した毛になり、びまん的に脱毛が起こります。

また、眉毛の外側3分の1が脱毛するほか、
他の体毛の減少も見られます。
反対に甲状腺機能が亢進した場合にも
40~50%の割合で休止期毛の脱毛をみます。

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